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2018-03-14

ドラマ「anone8話」感想 〜紙飛行機が電球にあたってしまった

もうやめてくれ!!と叫びたくなる8話となりました。
毎回違うドラマを見ているような感覚になるほど、いろんな感情が湧き出てきて、揺さぶられまくってます。

家族愛がテーマだと思っていたけど、3つの恋も同時に動いていました。

そしてラストはショックな展開へと…。あぁ、辛い…。さて、シャキッと感想書きたいと思います!

 

- - - 以下ネタバレ含みます。ご注意ください - - -

ハリカの心の変化

ハリカ(広瀬すず)の心の変化が喋り方や声の大きさで分かります。
4人でいる時、ワハハハと笑うようになったし、話してる途中の「間」や「句読点」も気にならなくなりました。
そして

 

わたしが離さないんじゃないの 布団が離さないの

 

このセリフ。
ハリカが2話で亜乃音にいったセリフです。
今回の8話では亜乃音が言っていました。
日常的に使ってる会話なんだろうな~と想像できます。

 

フライパンをバンバン叩きながら3人を起こすシーンは心を開いたハリカを見ることが出来て嬉しかったな。

清水尋也の魅力

彦星(清水尋也)がやっと表にでてきました。
彼、個性派俳優としての地位を確立させてますね。凄く好きです。
私が今まで彼を見てきた「高校入試」「渇き。」「ソロモンの偽証 」「ちはやふる」等、ちゃんとインパクトを残していました。
調べてみたら事務所がオフィス作なんですね、納得。

 

広瀬すずとは「ちはやふる」からの再共演です。
今「ちはやふ る」観たら完全にハリカVS彦星のかるた対決になっちゃいますね~。笑

 

 

玲の本心が見えた8話

玲(江口のりこ)が中世古への想いを亜乃音に伝えるシーン。

 

亜乃音を突き放すような言葉を並べていたけど、「亜乃音との関係を修復したい」「見守ってほしい」「肯定してほしい」という思いが滲み出ていました。

 

「お母さん」と言いたいのに言えない感じ、凄く伝わってきた。

 

2話で玲は亜乃音の実の娘ではないことが明かされましたが、どうして玲が亜乃音から離れていったかは分からないままで、実の母親じゃなくても、育ててくれた人のことをどうしてここまで憎んでいるのだろう?と不思議に思っていたんだけど、7話で亜乃音が陽人に言った

 

お母さんは、怒ってるんじゃないの
人は我慢できなくなるくらい悲しくなると、怒ってることにして悲しいのを減らすの

 

というセリフがあったわけですが、今回のこのシーンで色々腑に落ちました。
憎んでいたわけではなくてよかった…。

 

亜乃音が玲のマグカップをとって置いていたことも染みました。

 

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坂元脚本おなじみの同じテーマの言葉を順番に言っていくアレ

 8話でもでましたね。

 

トイレにスマホ落とせ! 
お皿に取り分けたケーキ毎回倒れろ! 
トイレットペーパー斜めにくるくる…(聞き取れず)!
そこだか分からないこの辺痒くなれ! 
映画行ったら毎回2メートルの人前に座れ!

 

このシリーズ地味に好きなんですよね。
続きを自分も言いたくなる!

 

紙飛行機が意味すること

紙飛行機…ザワザワします。
「mother」でも登場する紙飛行機。
「mother」では紙飛行機の折り方がきっかけで事実を知り、ストーリーが加速していきました。
しかも亜乃音が飛ばした紙飛行機は電球にぶつかって落ちる…。
そう、電球。
彦星は5話で自分の命を

 

電球のようにいつ終わってしまってもおかしくない

 

と言っています。
今までも何回か電球がカチカチと切れそうなシーンがでてきていて、「彦星の命が終わりそう」という予兆がありました。
その電球に紙飛行機がぶつかって落ちるって、彦星の命が終わってしまう暗示にしか感じない。
嫌だな~彦星くんに、生きててほしいな。

 

気持ちはお金では買えない

彦星を助けるために茉歩(藤井武美)はお父さんに頼んで手術費用を工面しようとしますが、彦星は

 

気持ちをお金で買うってこと?

 

と問います。
それと同じで4人での小さな幸せも決してお金では買えません。
ここでも「お金よりも大事なものがある」と訴えかけているようでした。

 

ハリカ達が手に入れた「お金では買えない居場所」は「偽札を作ることで生まれた居場所」って思うと皮肉なもんですね…。

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静かに動き始めた3つの恋

青羽×持本

4話で持本が青羽に告白するシーンがでてきましたが、特に深く掘り下げることもなく、ここまできましたが、青羽にも気持ちの変化があったようで、今度は青羽が遠まわしに持本に思いを伝えました。

 

自分の取り柄に気づいてる人はモテませんよ
この人、自分の魅力に気づいてないんだろうなって
あたしが先に見つけたんだなって
本人も気づいていない魅力を見つけちゃったときに人は人を好きになるんです

 

素敵。
しかし、持本本人は気付いていない…それがまたいい。
みかんを食べながらってのもまたいい。
それをこっそりみている亜乃音とハリカの2人もとってもかわいらしかった。

ハリカ×彦星

お互いの思いが通じ合っている事を知った8話。
この2人の電話のシーンは可愛らしさでいっぱいだった。
きっと世の中の19歳は「俺たち付き合ってみる?」とか「好きかもしんない」とか軽いはじまりだったり、若いからこそできる思い切りや、保証のない未来を夢見たりする子が多いだろうと思う。
でもハリカと彦星は希望の見えない未来に支配されながらも

 

こういう風に想ってる

 

と心を通わせました。
辿々しい喋り方の2人を見てて本当に幸せな気持ちになりました。
2人の幸せの絶頂がこの電話ではないことをただただ祈るばかりです。

亜乃音×花房

これからの人生を共に生きたいと亜乃音に言った花房。
自分のことを「騙されたい男」と言った花房は偽札作りのことに気付き「工場を畳みましょう」と言ったシーン、凄く良かった。
しかしそんな気持ちも虚しく、偽札を作っているところに出くわしてしまい

 

俺の知ってる亜乃音さんこんなことする人じゃないよね

 

と亜乃音にぶつけました。
ああ、ここでも悲しみが怒りになったな…なんて思いました。
「一緒に自首しよう」の言葉は愛で溢れていたなぁ。

 

自転車を倒すシーンは何か起こる暗示

坂元作品で“箸を落とすと急展開する”という記事を書きましたが、それと同じで”自転車が倒れる”と嫌なことが起こる気がするのです。
たしか「それでも、生きてゆく」で風間俊平が殺人未遂を起す前に、瑛太が自転車を倒したシーンがでてきたような・・・。(記憶が曖昧なのですが…)
今作でもハリカが自転車を倒すシーンが出てきましたが、ラストで中世古が花房を殺そうとするという衝撃的シーンで終わりました。
これ、私の勘違いでしょうか?深読みのし過ぎ?

 

 

花房さん死んでないよね。
死なないでほしい。
持本さんも倒れちゃったし…。ヤダー!!

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